Q,胚盤胞移植はなぜ妊娠率が高いのですか。|不妊教えてねっと|あなたの妊活・不妊治療を応援!

Q,胚盤胞移植はなぜ妊娠率が高いのですか。

移植時期は初期胚移植(受精後2~4日)と胚盤胞移植(受精後5~6日)があり、胚盤胞移植のほうが妊娠率は高くなります。しかし、初期胚移植よりも胚盤胞移植がすぐれているわけではありません。

初期胚と胚盤胞を比べると、妊娠までの道のりは胚盤胞のほうが短くなります。つまり、道のりが長い初期胚移植のほうが、途中で成長が止まってしまう可能性が高いのです。胚盤胞移植を行う理由は、移植対象となる胚(妊娠する可能性のある胚)を絞り込むことにあります。

たとえグレードの良くない胚でも、妊娠する可能性はゼロではありません。しかし、数が多い場合、すべての胚を手当たり次第に移植していたら時間がかかってしまいます。費用もかさみます。これを避けるために実施されているのが、胚盤胞移植です。

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監修協力とくおかレディースクリニック 不妊カウンセラーが監修しています。