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海外在住ですが、帰国中でも治療を受けられますか?

■一時帰国中でも期間限定で治療可能

海外在住の方が帰国中に治療を受けることも可能です。実際に海外から一時帰国中に治療を受けにくる方は結構いらっしゃいます。多いのはアジア在住のご夫婦ですが、欧米在住の方もいらっしゃいます。

この場合、どういう治療を希望されているのか、どれくらいの期間、治療可能なのかにもよりますが、期間限定で治療することは可能です。

■体外受精を希望するなら1ヶ月以上は必要

仮に体外受精を希望されるのであれば最低1ヶ月以上は必要ですね。ご主人があまり来院できないようであれば、精子を凍結保存する必要があるので、1回もしくは2回、来院していただければ結構です。

奥様側の治療としては、排卵誘発からスタートして採卵、受精した胚を採卵周期にフレッシュの状態で移植するのが最短です。フレッシュではなく凍結胚を移植する場合は1ヶ月では難しいので、2ヶ月以上はかかりますね。

■単身赴任中に不妊治療を受けるご夫婦も多い

海外に限らず、ご主人が単身赴任中のため、奥様だけが治療に通われるというケースも非常に多いです。この場合もご主人の精子凍結が必要ですので、クリニックに最低1回は来ていただくことになります。

単身赴任中にタイミングを合わせるのは、かなり、たいへんです。排卵のころに奥様がご主人のところへ行ければいいですが、離れて暮らしているご夫婦がタイミング療法で妊娠するのは、なかなか難しいでしょう。

となると、選択肢としてあげられるのが人工授精です。凍結した精子を人工授精で使用すると妊娠率は下がるといわれていますが、それでもタイミング療法よりは確率は高いでしょう。もちろん、凍結するのは不純物などを取り除いた良好精子です。

人工授精を何度か繰り返したけれど妊娠にいたらなかった場合は体外受精にステップアップしてもいいでしょう。単身赴任中の不妊治療で体外受精を選択する方も大勢いらっしゃいます。

治療期間や治療方法などについて相談がある方はお問合せください。

監修協力とくおかレディースクリニック 不妊カウンセラーが監修しています。

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