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凍結保存をできる病院とできない病院ではどちらがいいですか?

■凍結胚移植のほうが妊娠率は高い

凍結保存できる病院と、できない病院のどちらかいいかとなれば、凍結できる病院のほうがいいですね。現在、凍結した胚を移植したほうが明らかに妊娠率が高いとわかっています。

体外受精をしているクリニックなら、凍結も行っているところがほとんどでしょうが、念のため、ホームページなどで確認したり、問い合わせをするといいでしょう。

■胚の凍結によって治療の負担も軽くなりました

凍結にいたる治療の流れとして、まず排卵誘発剤で卵巣刺激をして複数の卵子を育て、採卵します。そして採卵した卵子を精子と受精させて凍結保存となります。胚移植の際は凍結胚を融解して移植するというのが一連の流れです。

複数の胚を凍結保存しておけば、何度も採卵する必要はありません。胚の凍結が可能になったことで、薬を使って卵巣刺激を繰り返したり、何度も採卵する必要がなくなったので、からだへの負担も軽減されました。

■学会でも凍結保存が推奨されています

学会でも胚の凍結保存を推奨しています。胚を凍結保存することでリスクの高い多胎妊娠を回避することにもつながるからです。移植する胚は原則1個。複数の胚があっても凍結保存していれば1個ずつ使うことができますからね。

胚を凍結保存することが、安全な妊娠、出産にも結びついているのです。

監修協力とくおかレディースクリニック 不妊カウンセラーが監修しています。

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