同じ治療の繰り返しです。進歩がなくて不安です。治療の方法は変えられますか?|不妊教えてねっと|あなたの妊活・不妊治療を応援!

同じ治療の繰り返しです。進歩がなくて不安です。治療の方法は変えられますか?

■治療に不安を感じたら医師に伝える

現在の治療に不安を感じているなら、遠慮せずに伝えるべきです。
たとえば、「半年以上もタイミング指導を繰返している」「5回以上、人工授精をしている」など、治療に疑問を覚えたら早めに医師に説明を求めましょう。納得して治療を受けることが、とても大切です。
「年齢のこともあるし、体外受精に進みたい」と思ったら、自らステップアップを希望してもいいでしょう。

■卵巣刺激の方法をかえてみる

このほかにも薬の使い方や種類をかえる方法もあります。排卵誘発剤を使っていないなら使ってみる、飲み薬が効かないなら注射薬を使ってみるなど、いくつかの方法が考えられます。
体外受精の場合にはロング法、ショート法、アンタゴニスト法あるいは薬を使わない方法など、複数の卵巣刺激法があるので、年齢や卵の状態によってかえるのは有効です。
一般に年齢が若くて、薬で刺激をすれば卵が取れる場合はロング法、薬で刺激をしても卵が育たない場合は、薬を使わずに自然に育ってくる卵を使うのが適しているといわれます。

■自分の状態がわからないと不安を感じる

体外受精で大きくかえらえるのは卵巣刺激法です。ほかの部分で大きくかえられるところはありません。
もし、同じ治療の繰返しで不安を感じているなら、医師に伝えましょう。説明を受け、現在の治療について、しっかり理解すること。自分の状態がよくわからないと不安を覚えるもの。自分の状態を正しく理解できたら不安も薄れるのではないでしょうか。

監修協力とくおかレディースクリニック 不妊カウンセラーが監修しています。